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多摩の毎日

多摩の毎日

スノードニアとロンドンと

5月1日(火)
ランベリス登山電車・スノードニア国立公園→ヒースロー空港→ロンドン

8:00朝食、登山電車の始発が9時だったので早めに準備したものの風が強いため電車は10時が始発になる。仕方ないので駐車場裏の小高い丘を登った。
丘の上には古い崩れかけた見晴台のような塔があった。湖と川と山が見渡せるこの塔には見張りの人がいたんだろう。それにしてもいい景色、ウェールズの景色は北イングランドとは違う風情をもっている。川側の山は石炭を切り出しているのか黒く光って、山はとがっていた。

塔

塔から

10:00ほぼ満席でスノードン登山鉄道発車。ゆっくりと急な坂を登っていく、強風のため山頂まで行かずに降りる事もできずに引き返しますといわれているけれど、乗客は歩きたかったな、という格好で景色を楽しむ。木も生えているところは少なく羊がたくさんいて、山の上は風が強く日差しはますます強かった。
ロッキー・バレーという風が吹き上げてくるところまで行くと、運転手が降りていって風速を計りやっぱりそこでUターン。景色だけ堪能して終わり。

登山電車

絵葉書を出しそびれていたので町の郵便局による。切手とエアメールのシールを渡されて自分で貼って外のポストに入れてくれということなので店内で作業、ポストに入れて急いで車に戻って気づかなかった。ここにお財布を忘れた。

12:00ランベリスを出発。目的地がヒースローなのでカーナビが働いてくれる。国立公園の中を斜めに草原の中を走っていく。どこまでも広がる緑の世界。
バタークッキーやお菓子を持っていたので休憩してそんなもので昼食にした。
道路A5をシュールズベリに向かう途中、コーウェンで給油、お金を払おうと思って財布がないことに気づいた。あぁ、ショック、もうかなりの距離を走ってきていたのであきらめる。

羊の群れ

高速道路をいっきに走ってロンドンヒースロー空港のハーツレンタカーへ。
17:15返却は問題なく終わる。空港に戻り、必要なものだけ持ってスーツケースは預ける。
空港で軽く夕食、ボロネーゼとフルーツサラダは田舎のイギリス料理よりはおいしい。
空港のインフォメーションでホテルを聞いてみると£130のところを勧められて、ロンドンではこれくらいはするよと言われた。高いので予約はやめにした、自分で探そう。

空港からパディントン駅までは往復£29=¥7018。片道15分なんだけど。
19:00パディントン駅
歩いて近くのcardiff hotelに決めた。レセプションにいた中国系の女の子が感じ良かったのと、部屋がわりと普通だった。
安いところは建物が古いので部屋が狭く、お湯の出が悪かったりすると聞いていたけどそんなことない。きれいで快適なホテル。
疲れていたので、もう今日はおやすみなさい。

カーディフ


5月2日(水)
ロンドン市内バス観光・ライオンキング観賞

7:30朝食、このホテルはビジネスの客も多いみたい。イングリッシュブレックファストは食べたいものだけ頼む、食堂は地下だけどドライエリアが広くて道路に面しているので明るい。この造りの建物が多い。

ロンドンバス

9:00この近くのバス停からビッグバスという周遊バスに乗車。市内を一周するつもり、朝方の空気は冷たくて2階建てバスは気持ちいいけど寒い。
初めて見るロンドンは古い建物が多く、それらに施された彫刻と調和の取れた街並みは東京より歴史も風格も感じられる。車はぎっしり、狭い道路に数珠つなぎ。交差点のラウンドアバウトではバスとバスがぶつかるんじゃないかと思うほどすれすれを行き違う。
町の中心トラファルガー・スクエアを過ぎてビッグ・ベンでテムズ川を渡り、渋滞している中をロンドン・アイ、ロンドン橋、タワー・ブリッジ、ロンドン塔まで行ってバスを降りる。

タワーブリッジ

11:10~30そこからテムズ川を遊覧してビッグ・ベンの近くに戻る。11時半からバッキンガム宮殿の衛兵交代式なのにもう始まっている時間。少し早足で歩いていくと、大勢の人が見学していた。人ごみの中を門の前まで行き中を覗く、真っ赤な制服の兵隊さんたちのドリルはかっこいい。

演奏

終了後、公園を散策して町の中心地へ。どこもかしこも人だらけ、昼食はビジネス客が多く入っていた、小さなイタリアンレストランでサンドイッチとラザニアを食べた。さすがにロンドンはおいしいものもあるみたい。
近くにあったインフォメーションでミュージカルのチケットを購入。何にしようか迷ったけれど見た目で楽しめるであろう「ライオン・キング」にした。

ホテルに一度戻ろうとバスに乗る。今度のビッグバスはお兄さんがマイクをもって、観光名所の説明をしている。しかも客は3組のみ、笑いを交えて会話しながら楽しい説明でウェストミンスター寺院、ヴィクトリア駅を廻ってグリーン・パークでこのバスは終点。
もう一度バスに乗ればよかったけれど、ハイド・パークを歩いく。そんなに遠くないと思っていたのに公園は広い、行けども行けどもたどり着かない。日光浴をしている人の脇を歩き続けて、ストロベリーアイスを食べてホテルに到着。

ウェストミンスター

ホテルで少し休憩して、再びバス停でバスを待つがあまりにもこないので地下鉄に乗る。ショッピングによさそうな通りへ、トイストアーではクマは多いけれどブタは少ない。リージェント・ストリートを歩き広場を抜けて、ライオン・キングの劇場ライシアム・シアターへ。

7:30開演、少し時間があったのでホールのバーで休憩、少しお菓子を食べておく。
2階席からだと天井付近の彫刻や壁の装飾がよく見えて、まずホールに感動した。見やすい席だったので劇が始まって歌声が響いた時にはまた違う感動。

終了後、トラファルガー・スクエァ裏手のチャイナ・タウンで中華の夕食。10:30を過ぎていたけど空いているお店はいくつかある。中華はどこで食べてもおいしい。
バスの乗って夜の街を見物したかったけれど、遅かったので地下鉄で帰る。

聖者

5月3日(木)
自然史博物館→V&A博物館→ハロッズ→ハービーニコルズ

8:30出発、ケンジントン・ガーデンを抜けて博物館へ。朝の公園は犬の散歩が多い、リードのない犬たちの社交場になっていた。とても広いこの公園は気持ちいい。
アルバート公記念碑、ロイヤル・アルバート・ホール、王立音楽大学のあたりは住宅地。その向こうに博物館はあるけれど時間が早すぎたので、住宅地を散歩してみた。
新しくはないけれど手入れの行き届いたアパートが多く、ところどころに個人所有の広い庭園がある。これは鍵つきで中に入れない。

自然史博物館

10:00自然史博物館へ。博物館の建物が大聖堂のように壮麗で素晴らしい。
中には恐竜の骨の展示が多く、子供たちも学習しに来ていた。動物や昆虫の剥製や標本、アース館では地球の成り立ちについて、地震の説明コーナーには神戸の震災の状況が再現されて作られていた。ちょっとおかしい感じがイギリスだからかな。

V&A

12:30隣のV&A博物館へ。ここは世界各地の秀逸なデザインをもつ芸術作品がたくさん。
大きな彫像がたくさん並べられている部屋を見て、奥にあるモリスルームへ行きそこのレストランで昼食。サンドイッチもチーズケーキもおいしい。
日本の刀や着物、陶器なども展示があったけど中国のものと似ている感じ。イギリス人にとっては東洋のそれぞれの国の違いなんてそう変わりないのかもしれない。

3:00ハロッズへ。1849年創業の高級デパート。食料品売り場の装飾がとてもいい。華やかで遊び心が感じられて、でも高級っぽい。
エレベーターで上に上がったら目の前がレストランになっていてビックリした。
お土産にハロッズオリジナルのクッキーや紅茶を少し買った。

ハロッズ

そしてすぐ近くのハービー・ニコルズへ。最新ファッションがわかるデパートというけれど、ディスプレイが変すぎ、どう考えても感覚がわからない。
中に入っていたインテリア小物売り場にかわいいブタを発見、これでロンドン生まれのブタを連れて帰れると安心した。

地下鉄に乗ってホテルで荷物をピックアップしてパディントン駅から電車でヒースロー空港へ。ターミナル3を通り過ぎたりして迷ったけれど、スムーズにチェックイン。

19:35発NH202便、帰りの飛行機も快適。

5月4日(金)成田空港15:10、予定通りの到着。

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